今回はこの悩みを解決します。
- スプレッドの基礎知識
- XMスプレッドは広い?その真実
- スプレッド一覧表
- XMスプレッドの注意点

FX歴5年、XMの専門サイトを作っている僕が
初心者の方にも分かりやすく解説しますね。
XMで口座開設を考えているけど、スプレッドの広さが気になるという人も
この記事を読めばXMの人気の理由を知り安心して口座開設できます。
そもそもFXのスプレッドとは?
FXのスプレッドとは取引コストの事です。
口座開設やサポートなどのサービスは無料ですが
スプレッドがFX業者の利用料であり、FX業者の利益となります。
スプレッドの仕組み
仕組みを理解するためには両替をイメージすると分かりやすいです。
あなたが100円持っているとします。
この100円をドルに両替します、レートは1ドル=100円。
100円を1ドルに交換したので、所持金は1ドルになりました。
次は1ドルを円に両替したとします。
レートは1ドル=90円です。
両替を済ませると手元には90円です。
最初100円だった所持金が両替をしただけで90円になりました。
この差額10円がスプレッドであり、FX取引コストであり、FX業者の利益なのです。
海外旅行ではレートによって逆に得をすることもありますが・・・FXではそうはいきません。

FXでは通貨のレートより高い金額でしか買えません。
(1ドル=100円の時に買っても、実際の買値は101円など)
取引スタート時はスプレッド分マイナスからスタートします。
覚えておきたい用語
スプレッドに関して覚えておきたい用語は2つです
- 単位「銭(せん)・pips(ピプス)」の違い
- スプレッド「狭い・広い」の意味
この2つですね。
単位・銭(せん)とpips(ピプス)の違い
スプレッドには「銭(せん)」「pips(ピプス)」と表記が2種類あります。
理由は簡単↓
米ドル円・ユーロ円・ポンド円など日本円が絡んだ通貨ペアのスプレッドを表記する時は
銭が使われます。
ユーロ米ドル・ポンド米ドル・ユーロポンドなど日本円が絡んでいない通貨ペアはpipsにて表記されます。
銭とpipsの違いは単純で、「日本円」か使われているかどうかだけで
銭もpipsも表記が違うだけで同じと認識しましょう。

XMガイドは円絡みの通貨ペアでもすべてpips(ピプス)で表記しています。
スプレッドが「狭い」「広い」とは?
よくXMはスプレッドが広い業者だなんて聞きますが
スプレッドが「狭い」・「広い」の意味を理解しましょう
これも簡単です↓
スプレッドが狭い=取引コストが安い
スプレッドが広い=取引コストが高い
これだけです。
スプレッドは1回の取引コストですので、狭ければ安い、広ければ高いだけです。
狭ければ狭いほどユーザーはお得になります。
XMはスプレッドが広いFX業者として認識されていますが
スプレッドが広くても人気が高い業者です、その理由は後ほど解説します。
コストの計算方法
取引コストの計算は方法は「通貨数×円換算したスプレッド」です。
具体例をだします↓
スプレッド1pipsの「米ドル/円」を10万通貨取引する場合
1pips=「0,01円」←pipsを円換算
「通貨数10万×0,01」=1000となり
1000円が1回のトレードの取引コストです。
pips表記のスプレッドを円に換算して通貨とかけるだけです。
少し複雑な例です↓
スプレッド3,6pipsの「ポンド/円」ペアを30万通貨取引する場合
3,6pips=「0,036円」となり
「通貨数30万×0,036円」=10,800円が取引コストとなります。
このように「通貨数×スプレッド(円換算)」と覚えてしまえば
取引コストをすぐに計算する事ができます

取引する通貨ペアを決めてないならスプレッドの狭い
メジャー通貨(円、米ドル、ユーロ)がおすすめですよ。
XMのスプレッドは広すぎ?
「広い」と言われるXMのスプレッド、実際はどうなのでしょうか?
結論:XMのスプレッドはまぁまぁ広い
XMはスプレッドは広いですか?と聞かれたら
「まぁまぁ広い業者です」と答えます。
具体例として米ドル円は海外FX業者平均1,4pipsに対してXMは1,6pips
最狭業者で1,2pips、広い業者では1pips後半~2pipsです。

XMのスプレッドは業界最狭ではないけど
極端に広くもありません、ランク的には中の下といった感じです。
XMとライバル業者を比較します↓
XMと海外FX業社スプレッド比較
業界では人気上位のタイタンFX・ホットフォレックスとの比較です。
スプレッドはタイタンFX=狭い、ホットフォレックス=平均的と言われています。

※取引手数料無料のスタンダードな口座の数値を記載しています。
比較表を見て
「XMのスプレッドはだいたいこんな感じなんだ」という感覚が掴めましたか?
XMのスプレッドはやはりランク的には「中の下」です。

XMはスプレッドに魅力はありませんが
トレーダーからの人気は絶大です。
その秘密は次に解説しますね。
スプレッドが広くても人気の理由
コストは安くないXMが人気の理由はこれです↓
- ボーナス・キャンペーンが豪華
- 99,8%が1秒以下約定する最強の約定力
- 最大レバレッジ888倍
- 完璧な日本語でのカスタマーサポート
- 追証なしのロスカット水準20%
- 過去に出金拒否などのトラブルがない
- MT4・MT5両方に対応している
これだけトレーダーにとってメリットが多く
スプレッドが広めのデメリットがあっても海外FX業者では人気NO1です
特にずば抜けているのが
- ボーナス・キャンペーンが豪華
- 99,8%が1秒以下の最速の約定力
- 最大レバレッジ888倍が可能
- 日本語でのサポート体制
ですね。
この魅力にひかれて多くの人がXMで取引をしています。

XMはスプレッド以外のメリットが多いです
特に初心者の方にはサポート体制がしっかりしていて
海外FXにチャレンジするにはおすすめ業者です。
僕も先日サポートにとても丁寧に対応してもらいました。


この時は出金について問い合わせました。
XMのチャットサポートは返信も早く、丁寧で最強です。
XMのスプレッド一覧
XMはマイクロ口座・スタンダード口座・ZERO口座3口座でスプレッドが違います。
マイクロ口座・スタンダード口座のスプレッドは同じ設定で、高めです
ZERO口座は低スプレッドですが取引手数料が発生します。
それぞれの特徴をまとめました。
マイクロ口座・スタンダード口座
- 初心者~中級者向けの口座
- 違いは取引量だけで他は同スペック
- スプレッド広め・取引手数料なし
- ボーナス付与あり
ZERO口座
- 資金の大きい上級者向け
- スプレッド狭い・取引手数料あり
(1ロット※10万通貨 手数料1,000円)
- ボーナス付与なし
マイクロ・スタンダード口座はスプレッド高め取引手数料なしの口座です。
ZERO口座はボーナスなしのスプレッド低い、取引手数料あり口座です。
口座の特徴が分かったらスプレッドを見てみましょう↓
メジャー通貨スプレッド一覧
実際のスプレッドを見てみましょう。
取引人口の多いメジャー通貨の一覧表↓
通貨ペア | 「マイクロ」 「スタンダード口座」 | 「ZERO口座」 (手数料入りスプレッド) |
---|---|---|
ドル円 | 1,6pips | 0,1pips(1,1pips) |
ユーロドル | 1,7pips | 0,1pips(1,1pips) |
ユーロ円 | 2,3pips | 0,4pips(1,4pips) |
ポンド円 | 3,6pips | 1,2pips(2,2pips) |
ポンドドル | 2,2pips | 0,4pips(1,4pips) |
豪ドル米ドル | 1,8pips | 0,4pips(1,4pips) |
豪ドル円 | 3,3pips | 1,2pips(2,2pips) |
※1ロット(10万通貨)あたりのスプレッドです。
スプレッドを見ると「ZERO口座がお得じゃない?」と感じますが

ZERO口座はコストは安いけど
ボーナスなし、手数料ありなどのデメリットがあります
ボーナスが無いのは痛いです
スタンダード口座がXMではおすすめですね。
マイナー通貨スプレッド一覧
トレード人口の少ないマイナー通貨ペア一覧です↓
「マイクロ」 「スタンダード口座 」 | 「 ZERO口座」 (手数料入りスプレッド) | |
---|---|---|
豪ドル/カナダドル | 3pips | 1pips(2pips) |
豪ドル/スイスフラン | 3pips | 1,1pips(2,1pips) |
豪ドル/NZドル | 3,3pips | 1,7pips(2,7pips) |
カナダドル/スイスフラン | 3,7pips | 1,9pips(2,9pips) |
カナダ/円 | 3,4pips | 1,4pips(2,4pips) |
スイス/フラン円 | 3,3pips | 1,1pips(2,1pips) |
スイスフラン/シンガポールドル | 37pips ※ | 23,5pips(24,5pips) |
ユーロ/豪ドル | 3pips | 0,9pips(1,9pips) |
ユーロ/カナダドル | 3pips | 0,9pips(1,9pips) |
ユーロ/スイスフラン | 2,7pips | 0,9pips(1,9pips) |
ユーロ/デンマーククローネ | 39pips ※ | 22,5pips(23,5pips) |
ユーロ/香港ドル | 4,5pips | 2pips(3pips) |
ユーロ/スイスフラン | 2,7pips | 0,49pips(1,49pips) |
ユーロ/ノルウェークローネ | 135pips ※ | 116pips(117pips) |
ユーロ/NZドル | 4pips | 2,7pips(3,7pips) |
ユーロ/ズオウォティ | 65pips ※ | 50pips(51pips) |
ユーロ/ロシアルーブル | 456pips ※ | 364pips(365pips) |
ユーロ/スウェーデンクローネ | 99pips ※ | 76pips(77pips) |
ユーロ/シンガポールドル | 17pips | 9pips(10pips) |
ユーロ/トルコリラ | 18pips | 17pips(18pips) |
ユーロ/南アランド | 241pips ※ | 201pips202(pips) |
ポンド/豪ドル | 3,8pips | 2pips(3pips) |
ポンド/カナダドル | 5pips | 2pips(3pips) |
ポンド/スイスフラン | 4,6pips | 2pips(3pips) |
ポンド/デンマーククローネ | 120pips ※ | 88,5 pips(89,5pips) |
ポンド/ノルウェークローネ | 216pips ※ | 173pips(174pips) |
ポンド/NZドル | 7pips | 3,6pips(4,6pips) |
ポンド/スウェーデンクローナ | 134pips ※ | 105pips(106pips) |
ポンド/シンガポールドル | 31pips | 14pips(15pips) |
NZドル/カナダドル | 4,1pips | 19pips(20pips) |
NZドル/スイスフラン | 4pips | 2,7 pips(3,7pips) |
ZN/ドル円 | 3pips | 2pips(3pips) |
NZドル/シンガポールドル | 28pips | 20pips(21pips) |
NZドル/米ドル | 2,7pips | 1pips(2pips) |
シンガポール/ドル円 | 20pips | 10pips(11pips) |
米ドル/カナダドル | 2,2pips | 0,5pips(1,5pips) |
米ドル/スイスフラン | 2,1pips | 0,4pips(1,4pips) |
米ドル/人民元※ | 2,1pips | 1,2pips(2,2pips) |
米ドル/デンマーククローナ | 36pips ※ | 12pips(13pips) |
米ドル/香港ドル | 3,6pips | 1,3pips(2,3pips) |
米ドル/フォリント | 51pips | 40pips(41pips) |
米ドル/メキシコペソ | 239pips ※ | 166pips(167pips) |
米ドル/ノルウェークローネ | 128pips ※ | 96pips(97pips) |
米ドル/ズウォティ | 51pips | 31,9pips(32,9pips) |
米ドル/ロシアロシアルーブル | 437pips ※ | 306pips(307pips) |
米ドル/スウェーデンクローナ | 82pips ※ | 65pips(67pips) |
米ドル/シンガポールドル | 21pips | 15pips(16pips) |
米ドル/トルコリラ | 22pips | 21pips(22pips) |
米ドル/南アランド | 15,8pips | 11,7pips(12,7pips) |
※この印が付いているペア「スプレッド広すぎ!」って感じですが
「エキゾチック通貨」と呼ばれ新興国通貨で流動性を保つため極端に広いスプレッドとなっています。

エキゾチック通貨はXMでトレードする価値はないのでスルーしてOKです。
他の通貨ペアを取引しましょう。
スプレッドが広がる時間
XMは変動スプレッドという変化する方式を採用しています。
反対に固定スプレッドは基本的には一定のスプレッドが提供されます。
変動スプレッドはマーケットの取引量に応じて常に変化します。
XMは変動を採用していますので取引前には確認が必要です。
例外を除きトレーダーに固定されたスプレッドで提供されます。
例外↓
- 自然災害(地震・台風)
- 企業倒産(リーマンショック)
- 経済的要因(トランプ砲)
このような非常事態以外には変化しない固定スプレッドです。
トレーダーにとっては固定の方が安心感がありますが、変動スプレッドが広がりやすい時間や相場を覚えれば避けることができます。

スプレッドが広がりやすい相場を覚えておくとリスクを回避できますので
この後に記事を参考にしてください。
早朝(午前6時~8時)
スプレッドは市場参加者が多いと狭くなり、少ないと広くなります。
理由は通貨の流通量が増えたり減ったりするからです。
日本時間午前6時~8時は世界3大市場が閉まっているためスプレッドが広がりやすくなります。
- 東京(閉場中・open9時~17時)
- ロンドン(閉場中・open16時~深夜2時)
- NY(閉場中・open21時~早朝6時)
朝6時~8時には取引は避けるべきですが、どうしてもエントリーしたい場面で取引をするのであれば、スプレッドの広がりには要注意です。

日本時間の16時~深夜2時までは市場参加者が多く
スプレッドが広がりにくいので取引におすすめですよ。
経済指標発表時
経済指標発表時などはレートが乱高下してスプレッドが大きく広がりやすくなります。
特に理由がないのであれば、重要な指標発表時には取引しないのがベストです。
スプレッドに影響を与える指標はこれです↓
毎月第1金曜、夏21時半・冬22時半発表 、よく相場が乱高下する
それぞれの国で年間8回開催され、結果発表時には相場に大きな影響を与える。
スケジュールは年度や国によって異なる為、要確認
大統領や首相の会見や、各国中央銀行総裁金融政策発表時など相場に影響を与える
最近ではトランプ大統領のツイッターがトランプ砲として相場をよく乱高下させた。
指標スケジュールはネットですぐに調べることができます。
発表がないことを確認して取引をするのがおすすめです。

あえて価格が動く指標発表時に取引をする人がいますが
僕はおすすめしません、理由はスプレッドが広がるし
ギャンブルトレードになるので平常時に利益を狙うのがおすすめです。
まとめ:スプレッドの広さは気にしなくてよい
本記事の内容をまとめます
- XMのスプレッドは「中の下」
- 良くはないが、最低でもない
- 補うメリットがXMにはある
- 変動する時間は要注意
このような感じですね。
XMはスプレッドが魅力の業者ではありませんが、日本人が選ぶ海外FX業者1位という実績がそれ以外の魅力を物語っています。

これから海外FXにチャレンジする初心者の方には
XMは最高のパートナーです、口座開設は無料ですので
1度XMの世界を覗いてみてください。
口座開設やり方記事はこちら↓
今回はこれで終わりです。
XMのスプレッドは広いって聞くけど本当はどうなんだろう?
誰か教えてほしいな。